楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

「know-why」が大切

今日は宮城県高体連卓球専門部主催の夏季強化練習会が行われました。昨年度はコロナ感染拡大のため中止になりましたが、今年度は感染防止の観点から打つことはできませんが、講師の話を聞くという形で開催できることになりました。

 

講師はニッタク契約コーチであるテイ・ケイヒョウ氏でした。私は卓球は未経験で、高校で部活の顧問を担当してから少しずつ練習し始めたのですが、そんな初心者の私でも「なるほど!」と思えるようなわかりやすい講習でした。フォア打ちの基本、フットワーク練習の工夫、レシーブの仕方等、幅広く教えていただきました。

 

特に強調していたのは、技術面以上に以下の3つを明確にすることでした。

①何をやるのか?(What)

②どうやるのか?(How)

③なぜやるのか?(Why)

特に③は一番大切とのことでした。勉強も同じで、例えば①数学を勉強する、②過去問等の問題演習、③理系の大学に受かるため、といった具合で当てはめることができます。

 

よく考えてみると、これはオンラインゼミで西川先生に教えていただいたことと重なります。何事も「なぜやるのか?」をしっかり生徒に語る必要があるということです。自分の過去を振り返ってみると、「これをやっておいてね」というふうに、案外「Why」の部分は抜け落ちてることが多々ありました。今回の講習会では、技術面だけでなく、考え方の面を生徒も顧問も変えていく必要がある、ということを学ぶことができました。やはり、考え方という根っこを変えることは難しいけど必要だと再認識しました。