楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

ピンチはチャンス

文化祭の校内発表の準備をしていました。今年はコロナの影響で一般公開はなしになり、校内のみでの開催となりました。校内のみの実施でも、生徒たちは趣向を凝らしたクラス企画を作成していました。ちなみに私の担任するクラスでは射的をすることになりました。

 

準備の段階から色々なことが起きます。そもそも企画を決めるまで意見が衝突したり、決まっても価格設定を巡って口論になったり、準備を手伝う人と伝わない人がはっきり分かれたり、それらの過程で揉めることもしばしば。

 

でもこの過程は将来的に見たら必ず生きてくると確信しています。色々な意見がありつつも、クラスで1つの企画を完成させなければならない。そして、それに対しての想いがあるからこそ揉めるのだと思います。本気で考えているからこそ、本気で折り合いの付け方を学ぶこともできます。「決め事をするときは、みんなでとことん話し合って解決する」というクラスのルールが最高に生きてくる場面だと思います。

 

「ピンチ」ではなく、チームとしての「チャンス」が来ているのだと考えています。ここをみんなで解決したときこそ、集団として一皮剥けるのだと確信しています。文化祭終了後、この事を自分の言葉で簡潔に生徒に伝わるように語っていきたいと思います。