楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

ホモサピエンスの本能

テスト監督をしていてふと「人間って50分間座り続けられるように進化してきたわけではないのになぁ」と思いました。ホモサピエンスは色々な人と関わることが「快」であるとDNAにプログラムされている生物です。そして群れで生き残ってきました。

 

オンラインゼミで「邪魔をしなければ生徒たちは伸びていく」という話題がありました。あれはもしかして教師が必要以上に管理しなければ、ホモサピエンスの本能で生徒たちは自分たちで成長していくという意味なのでは?という仮説を立てました。教師はガチガチに管理するのではなく、生徒たちが伸びていくベクトルを指し示すのが仕事なのでは?と考えるとストンと落ちます。

 

考えてみると日本がこれほど発展しているのに幸福度はそこまで高くないです。でも日本ほど発展していないが幸福度が高い国は多いです。なぜかと考えた時に、工業化社会の考えで管理されているから、というのも理由に入ってくるのではないか?と思いました。ホモサピエンスの本能を邪魔しない国は、管理されない分幸せを感じやすいのかも、と考えていました。

 

かなりまとまりのない感じになっていますが、要するに必要以上に管理することで生徒の成長の妨げになっているように感じたわけです。ホモサピエンスの本能のレベルで考えられるようになると、教員側の行動も自然と導かれてくる感じがしています。まだまだざっくりとしたイメージですが、もっと突っ込んで学んでみようと思います。