楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

言葉に敏感になる

今日は県の運動部リーダー養成講座に生徒を引率し、自分も講義を一緒に聞いていました。内容は「スポーツメンタルトレーニングとリーダーシップ」についてです。講師の先生は熱い語りだけでなく、理論に基づいて丁寧に説明してくださるので、側から見ていた私も自然と引き込まれるような講座でした。その中で「一つひとつの言葉に敏感になる事が大切」と気づけたことが自分にとっては大きかったです。「楽しむ」って何?「ストレス」って何?「やる気」を全身で表現するとどんな感じ?という問いかけを、講師の先生は生徒たちに何度もしていました。いわゆる「What?」の問いかけです。

 

そうしていくと、自分は実は曖昧なまま話していた言葉がものすごく多いことに気づきました。そして一つひとつの言葉の意味を自分の中で明確に定義できるようになると、自信をもった語りができるようになるのだと思います。それは非言語のコミュニケーションとしても生徒に伝わると思います。

 

「授業」って何?「アクティブラーニング」って何?など、わかっているようで実は曖昧な言葉に敏感になり、自分なりに定義することが説得力ある語りをするために必要なことの1つなのかもしれません。そして自分以外の人と語り合うことで定義はもっとブラッシュアップできるはずです。生徒だけでなく、私自身多くのことを学ぶことができた講座でした。