楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

オンラインゼミ振り返り(12月2回目)

オンラインゼミ(https://bit.ly/3lMsgHn)の振り返りをしました。自分の質問分です。

●「本を読み、自分で考え、人と語り合う」の「人と語り合う」場をどう確保するべきか?

→ミッション次第。「少しでも授業がよくなればいい」程度の漫然とした状態では語り合うことはない。「学校をよくしよう」のような高次のミッションを共有していれば語り合う人は出てくる。さらに「日本を変えよう」レベルのミッションならばもっと広い範囲の人と語り合える。

●上位2割もできないような課題を達成しようとする集団に育てることは可能?

→課題に自由度があればいくらでもできる。例えばε-δ論法を用いて連続性を示せというのは無理でも、「日本を変えよう」のように一見無理だけど自由度が高いものなら可能。西川ゼミがそもそもそういうミッションで動いている。

●「2割に伝わればOK」と「2割にだけは伝えなければ」という2つの想いが交錯するが、語りの注意点はある?

→本当に正当なものを求めているならば、どんな伝え方をしても2割には伝わる。本気で願っているかがカギ。

●なぜ学級経営の分野はブルーオーシャンなのか?

→ルーツがないから。学校教育はコメニウスやペスタロッチなど昔からの教育学の流れがあるが、学級経営はその中のほんの一部。そもそも教育学部の先生方の専門性を決めるのは免許法だが、その単位の科目の名前として「学級経営」はない。言われてみると大学で「教育原理」や「教育心理学」などは学んだ記憶があるが「学級経営」はない。