『非正規六法』（https://www.amazon.co.jp/dp/product/442612672X/ref=as_li_tf_tl?camp=247&creative=1211&creativeASIN=442612672X&ie=UTF8&linkCode=as2&tag=bookmeter_book_middle_detail_ios-22）を読み進めています。アルバイトやパートなどの非正規雇用の人たちを守る法律について、具体的な事例をもとに解説してくれる本です。非正規雇用が約4割いる日本の現状を考えると、生徒の身を守るためにも知っておくべき知識が目白押しです。
読み進めていて特に感じたのは、労働契約書は必ず保管しておくべき、ということです。「時給が良かったので始めたのに蓋を開けてみたら「大学生だから」という理由で契約時より時給が下げられていた」とか「ボーナスが出ると聞いたのに実際出ていない！」など色々なケースがありますが、そんなケースに立ち向かう際に労働契約書は何よりの証明になります。「時給◯◯円支給する」と書いてあれば企業は支給する義務がありますし、「賞与あり」と書いてあればボーナスを支給しなければなりません。
とにかくたくさんのケースが載っています。私自身勉強になっているのですが、ぜひ生徒たちにも読んでほしい本ですので、クラスにさりげなく置いておくのも良いかもしれません。
