商業科の先生が情報処理の授業で1・2学年合同の『学び合い』を実施してくださいました。どちらの学年も同じ情報処理の授業があり、ちょうど時間が被っていたのでチャンスだということで、今回の授業が実現しました。私も見学させていただき、生徒たちの様子を見守っていました。
課題は検定問題の選択肢の間違いを説明できるようになる、というもの。最初に担当の商業科の先生が課題説明をして「ではどうぞ」でスタートしました。生徒たちは必死にあーでもないこーでもない言いながら課題に取り組んでいました。課題は少し難しいものだったにも関わらず、みんな粘り強さを見せてくれました。
結果としては、課題を達成した生徒はおらず、異学年で関わる様子も見られませんでしたが、同学年で学び合う様子はとても活発で、この異学年『学び合い』の意義を一定数の子に伝えられれば壁は破れそうな気がしています。「課題もっと減らしてみますか」「もはや机も椅子もない体育館の方がやりやすいかもしれませんね」「次回は検定後に設定してみましょうか」「他教科も混ぜてやってみましょう」などなど次回に向けての作戦会議も一緒に進めることができました。
そして商業科の先生がかなりの人数いらっしゃったのも収穫でした。『学び合い』だと先生方と一緒にお話しする時間がありったけあるので、「あの子あんなに真面目なんだね!」「◯◯は説明うまいね!」「あそこのグループは終わるの早いな〜」など、生徒のがんばりを共有することができました。
まだまだ課題は色々ありますが「生徒の将来の幸せのため」という共通のミッションに向かって一緒に行動を起こすのはやはり楽しいです。今回の課題を、生徒たちにも次回に繋げてほしいなと思います。