楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

自己選択

「学習場面における子どもの自己選択能力について」の論文を読みました。結論はシンプルで「子どもは自分の判断で必要に応じた『学ぶ手段』を選択する力をもっている」ということです。

「やっぱり!」と思ったのは「教師も情報の1つとなる」ということです。今年度、一斉授業をする際に、ふと「必要ない人は聞かなくていいのでは?」と気付き、そのことを生徒に話してから授業をしてみました。すると、説明する内容によって生徒たちの反応もガラッと変わることに気付きました。論文では、教師の行動の7割ほどは生徒が反応しなかったそうです。それだけ生徒たち自身が判断しているのだと腑に落ちました。

論文のおかげで、学術的な根拠と自分の実践とを照らし合わせて考えられるのでとても重宝しています。自分のしたいこと、気になることに合わせて色々読み漁ってみたいと思います。