楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

これがミニ西川…

「子どもが自らの力で人間関係を形成していく過程について」の研究論文を読みました。「好きにグループを作っていいよ」といったときに、溢れてしまった子に対するアプローチに焦点を当てた研究です。

溢れてしまった子を作ってしまうのはクラス全体の環境であり、その環境を作っているのは教師です。「協力している班のこういうところが素晴らしかった!」という教師の働きかけにより、他の班でも溢れてしまった子の行動に周りが反応し始め、それをきっかけに交流が生まれたというものです。結論は「教師の働きかけをきっかけとして、自らの力で良い人間関係を形成していく」です。

気になったのは今後の課題です。「授業後に生徒の関わりが継続しなかったことから、教師の働きかけを繰り返す必要がある」というものです。これに対して「クラスの子を1人も見捨てないことがみんなにとって得である、と2割弱の生徒に納得させることができれば、特段働きかけなくても継続できる」と、私の中の西川先生が言っています(笑)。合ってるかはさておき、こういう思考回路になってきた自分に驚きでした(笑)。これがミニ西川…