「予想どおりに不合理」を読んでいます。明らかに理に適っていないのに私たちはなぜその選択をしてしまうのか?を行動経済学の視点から分析した本です。その中で刺さりまくった内容をメモします。
絶対いらない靴下なのに2足目無料なので買ったりしてない?別に食べたくないのに今日だけ無料のアイスクリームのために行列に並んでない?イベントで配布している文房具を大量にもらった挙げ句、大量に捨ててない?
心当たりのありすぎるエピソードばかりです。これについての研究結果が書かれているのですが、まとめると「1と0は全然違う」ということです。ポイントは、我々は1円といえど出費することに恐れを感じている点です。しかし、0ならそれはありません。だから、明らかに理に適ってない方に流されたりするようです。
逆を言えば「身銭を切って学ぶ」というのは自らコストを背負いに行っているという解釈になります。しかし、その分学び取る貪欲さは無料で学ぶ人とは比較になりません。オンラインゼミ(https://bit.ly/3lMsgHn)でそういう仲間と繋がることができたことは何より大きいです。「払わない」ことの魔力から「払う」ことの大切さを逆に学ぶことができました。もっと読み進めてみます。
「予想どおりに不合理」