「自律する子の育て方」を読みました。学校教育と脳科学を組み合わせた本を読むのは何気に初のような気がします。
第1章:心理的安全性とは何か
第2章:子どもが安心できる環境をつくる
第3章:メタ認知とは何か
第4章:子どものメタ認知能力を鍛える方法
この章立てからもわかる通り、いかに子どもたちが安心できる環境を学校に生み出すかを麹町中学校での取り組みを例に述べられています。例えば「どうしたの?」「君はどうしたいの?」「何を支援してほしいの?」という自己決定を促す3つの言葉がけが挙げられます。等身大の自分を受け入れ、自己肯定感を高めていく大切さを感じました。
そしてそれは教員にも当てはまると思います。教員自身も、等身大の自分を受け入れていかなければなりません。麹町中学校での取り組みが回り始めた根っこには、教員側のマインドセットの変容が大きな要素となっていると感じました。
7月9日(土)20時から、この本のオンライン読書会を開催します。興味のある方はぜひお越しください。
「自律する子の育て方」