楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

対話の重要性

「子どもたちに民主主義を教えよう」を読みました。前麹町中学校校長の工藤勇一先生と哲学者の苫野一徳先生の対話本です。

この本を読んで感じたのは「対話の重要性」です。一昨日開催した読書会の課題図書「まんがで知る教師の学び2」にある「対話とは相互作用による新しい意味の創造のことをいう」という言葉を思い出しました。みんな違った意見を持つ中で、折り合いをつけつつ、みんな合意できる案を模索する。これが新しい意味の創造に繋がるのではないかなぁと感じました。

そして工藤先生の「そもそもなんのための◯◯なのか?」を考える姿勢は常に大切にしたいと思いました。無意識に手段が目的化しているケースや、根拠なく「これが正しいんだ!」とされているケースはかなり多いです。そんなときにそもそも論に立ち返るのは必須のプロセスだと感じました。

楽しく読ませていただきました。12月に企画している読書会で語り合うのが楽しみです😊

「子どもたちに民主主義を教えようー対立から合意を導く力を育む」https://www.amazon.co.jp/dp/product/4910827005/ref=as_li_tf_tl?camp=247&creative=1211&creativeASIN=4910827005&ie=UTF8&linkCode=as2&tag=bookmeter_book_middle_detail_ios-22

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