「日本でいちばん大切にしたい会社」を読みました。この本で紹介されている企業がいかに卓越しているのか知ってほしい、という著者の熱い想いが伝わってくる内容でした。
特に印象に残ったのは「会社経営では、社員とその家族の幸せを第一に考える」です。「え？顧客じゃないの？」と思ってしまったのですが、理由を読んで納得。たしかに会社に不満があるような社員がお客様を感動させる商品やサービスを提供することなどできるはずがありません。第一、顧客のニーズに応えることばかり考え、管下の社員に「ここが稼ぎどきだ！もっと働いて！」なんていう会社で働こうなどと思う人はいないでしょう。
会社の「社員を大切にしたい」という想いが、社員の「顧客を大切にしたい」という想いに繋がっていく。この本で紹介されている事例から、まさにそれを強烈に感じました。夢中になって感動しながら読んだ一冊でした。2巻以降も読んでみようかな…。
