楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

「そもそも」を問い直す

「学校の「当たり前」をやめたー生徒も教師も変わる!公立名門中学校長の改革」を読みました。工藤校長の本は何冊か読んできましたが、それらの原点ともいえる本書はまだ読めていませんでした。

やはり工藤先生の本を読んでいく中で感じるのは「そもそもを問い直すこと」です。それを怠ると、手段が目的化していきます。「今までそうしてきたから」という理由で残ったものは、徐々に「当たり前」になっていきます。「とりあえず学級目標を立てる」「例年開催しているから同様の学校行事を実施する」「過度なまでの服装・頭髪指導」などなど。今の学校ではそういう「当たり前」がたくさんあります。

「そもそもなぜこの行事は残っているのか?」「そもそも学校は何のために存在するのか?」。そういった疑問をもち、対話を重ねることにより、学校の最上位目標に照らし合わせた本質が見えてくるはずです。最近のホットワード「そもそも」。学べば学ぶほど大切なことだと感じますね。

 

「学校の「当たり前」をやめたー生徒も教師も変わる!公立名門中学校長の改革」https://www.amazon.co.jp/dp/product/4788715945/ref=as_li_tf_tl?camp=247&creative=1211&creativeASIN=4788715945&ie=UTF8&linkCode=as2&tag=bookmeter_book_middle_detail_ios-22

f:id:aytksh:20221227143058j:image