「金持ち父さん貧乏父さん」を読みました。お金についての考え方一つで、将来歩む道が分かれることを示してくれていました。お金を手にしたとき、何も考えず浪費する「貧乏になる道」、ローンで家や車を買って負債を増やすために使う「中流階級への道」、そしてお金を自分のために投資し、資産の獲得の仕方を学ぼうとする「金持ちになる道」の3つです。
資産とは、自分のポケットにお金を入れてくれるものです。インデックスファンドなどがそれにあたります。しかし、学校で教わるお金を手にするための手段は「たくさん働くこと」です。一人でも多くの子どもたちが経済的自由を得るためにも「お金を自分のために働かせる方法」を学ぶ機会を作っていく必要性を感じました。
今年度の自分を振り返ってみると、授業への考え方が変わったのは、お金について学び始めたのがきっかけだったように感じます。生徒の将来に関わりますし、なにより私自身の資産形成にもダイレクトにつながります。今では金融教育は幸せに生きるための必須科目だと心底思います。生徒も、そして教員も、お金について学ぶ機会を確保していきたいです。