楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

逆質問してみました

ふと、生徒に「教員になりたい人はいる?」と聞いてみると「いや、なろうとは考えてないです」という返答が。ちょっと気になったので理由を聞き、それに対する自分の考えを伝えました。

理由①:勤務時間が長い

→定時に終わるまでが適正な業務量。しかし、君たちが感じている通り勤務時間外が当たり前になっていて、特に部活が大きなウエートを占めている。しかし、基本勤務時間外にかかるものを断ることは可能。「部活動顧問の断り方」という本もある。結局、君たちの目の前に立つ我々が疲れ果てていては、良いモデルとはいえない。教師こそ、幸せな姿を君たちに見せる必要があると思う。

理由②:業務量が多い

→おっしゃる通り。昔は人が多かったが、今は段々減っている。にもかかわらず、業務は減らないどころかビルド&ビルドで増えている。公立が本気で厳しくなるのは3〜5年後。その頃になれば、大きな変化があるかもしれない。

理由③:教科を教えられる自信がない

→私だって全員に教えることは無理。実は君たちにとって一番わかりやすい説明ができるのは、自分よりも少しできる子。つまり、おそらく私ではない。私が今のような授業に至った理由がわかった?(笑)