本日は「部活動顧問の断り方」の放課後読書会でした。今回は,顧問拒否の成功例として課題図書で事例が紹介されている丹後和磨先生に話題提供いただきました。「家族との時間を何より大切にしたい」という丹後先生の想いが伝わってきました。以下,参加された皆さんのリフレクションです。平日の夜にお集まりいただきありがとうございました😊
・部活断捨離しよう^^
・部活の沼は深いということ。
・校種や学校の特性によって部活の負担や断りにくさなども差がありそうだなと感じました。
・いろいろな学校の事情を聞くことができて勉強になりました。 部活だけでなく、土曜補講等も根は同じですね。 始めるのは簡単だけど、やめるのは不安で難しい。
・ブラック勤務・部活動の断り方は2時間構成でもいけちゃいそうな気がします(笑)皆さんの大変さや工夫が知れてよかったです。
・皆さん、それほど自分と変わらないのかもしれないと思えました。そして、ちゃんと理論武装しなければならないなと。
・「知らない」ということは、いつの間にか窮屈な選択しかできないということだということがよくわかった。失敗例なども聞けたので、自分の参考にしたいと思いました。自分たちの年齢の人が断ることも、若い世代の先生を救うことにもつながるということを心にとめておこうと思いました。丹後先生ありがとうございました。
・嫌われる勇気の「課題の分離」がまさに当てはまると感じました。しないと決まるのは自分、組織をどう運営するかは管理職の課題ですね。断らないと迷惑がかかると考える方もいらっしゃるかと思いますが、できない、やりたくない人が引き受けることで、次の誰かにババが回される悪循環を断ち切る必要があると感じました。管理職は自分に火の粉が降らないと重い腰を上げない、(もちろん人によります)自分の身を守ることは、学校を持続可能にすることなのだと感じました。
・「転勤一年目は、『土日の部活はできない』などと、職場の雰囲気を探りながら進める」「部活動を断ることに興味がある仲間を作っていく」など、実践的な方法をうかがうことができました。大変参考になりました。いきなり言わずに、少しずつ事前に管理職に伝えておくことが大切だと思いました。
・現在は部活動不活発のホワイトな特支勤務ですが、いずれ高校に異動になります。高校勤務1年目。まずは周りとの人間関係を成熟させる必要があると考えると、1年目は部活動を引き受けてもいいのかなと思ってみたり。2年目から管理職に進撃してみようかなと。
・今回はお話をいただきありがとうございました! 読書会に参加したことのある回数が少ないので、とてもいい経験になりました。顔を合わせてお話しするのは緊張して苦手ですが、参加して良かったと思えました。 顧問を断りたいと思っている方でも、管理職、同僚、生徒、保護者との関係が心配で踏み出せない人は多いと思うので、「3〜4月だけでもそういう人が集まって励まし合いながら一緒に頑張れる場があるといいのかな。」なんて考えてました。 私もその時期はそういう方の相談に乗れるような人でありたいと思います。
・気付いたこと① 勤務時間外に部活動が行われる問題の本質は、【教師の過保護】にある。 →部活動の活動日や活動時間の縮小が起きたときに「子どもたちは自ら工夫して練習場所を確保するのではないか?」という意見がブレイクアウトで出されました。教師が活動環境を提供してあげないと子どもたちは何もできない。かわいそうという発想が生徒の能力を過小評価していたり、自立を妨げているのではないでしょうか? 気付いたこと② 部活動の問題のほとんどは、当事者たちの【知識不足】が原因である。 →私は20代の頃、部活の指導に積極的でない先生に批判的な想いを持っていました。なぜなら、部活は持つもの、やるもの、当たり前のことだと認識していたからです。しかし、これは私の知識不足による間違いでした。部活動の問題を解決するには、一般教員や管理職、生徒、保護者が正しい知識を持って議論することが必要だと考えます。