明日の読書会に向けて「「家族の幸せ」の経済学ーデータ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実ー」を読みました。世間では当たり前だと言われていることもエビデンスをみると必ずしもそうではない、ということが様々なデータから示されています。ざっくりと気になった部分を書き出してみました。
●幼なじみ同士の結婚は、アニメや漫画ではよくみるが、実際は全体の1.6%しかいない。
●マッチングサイトでの出会いは何気に多い。アメリカの男女カップルのなんと2割がマッチングサイトで出会っている!
●男性は女性に容姿を、女性は男性に対して経済力を重視する傾向があるらしい。
●赤ちゃんの出生体重は、その後の人生に大きく関わってくるらしい。妊娠中の女性の健康状態を周りが支えていくことが大切!
●日本の育休期間は世界第2位の充実ぶり!ちなみに育休期間は長すぎてもいけない。1年くらいがちょうどいいのでは?という結論のようです。
●上司が率先して育休をとると、部下も安心して取れる!上司が育休を取得した際に部下に与える影響力は、同僚同士の影響よりも2.5倍強い!!
●日本の保育園通いは、子どもの発達にプラスの影響こそあれ、マイナスの影響は見つけられなかった!
●体罰は、自分の葛藤や問題を暴力によって解決してよい、という誤ったメッセージを送ってしまう。
●離婚のしやすさは、DV等からの逃げ道に繋がる。ちなみに妻から夫へのDVも、夫から妻へのものとほぼ同数確認されているらしい。知らなかった…。
明日の読書会では、実際に育休を取得して育児を経験してきた増田秀行先生に話題提供をいただきます。増田先生目線でこの本をどう捉えられたのか、とても興味があります。お時間ある方はぜひご参加ください😊
「「家族の幸せ」の経済学ーデータ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実ー」https://www.amazon.co.jp/dp/product/4334044220/ref=as_li_tf_tl?camp=247&creative=1211&creativeASIN=4334044220&ie=UTF8&linkCode=as2&tag=bookmeter_book_middle_detail_ios-22