かなり前に読んだ「7つの習慣」ですが、その中でも「第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される」は、日常生活で折に触れて思い返すようにしています。しかし、これがなかなか難易度が高い。最近は生徒と進路のことで軽く面談することが多々あるのですが、意識しないとついつい自分のことを話してしまいがちです。相手に共感するのって、本当に難しいです。
昨夜のBook Cafeで「君と宇宙を歩くために」の話題提供をした際、ヤンキーの小林くんの視点で感じたことを話しました。そのとき、小林くんが宇野くんの気持ちに共感する場面がとても印象に残っていることに気がつきました。
「ひとりに慣れるってどういう感じ?」
自身の経験に照らし合わせながら、小林くんは宇野くんの本当の気持ちを理解しようとしていました。小林くんの共感力、とても素敵です。私も自分が言いたいことは一旦置いといて、相手の声にしっかり耳を傾け、共感する姿勢を大切にしていきたいと思いました。しかし本書は何度も読んでいますが、本当にたくさんの気づきを得られる名作ですね…。