Audibleで「猫を処方いたします。」を聴きました。「同僚との関係がうまくいかない…」「仕事辞めたい…」等、様々な悩みを抱えた人たちが噂を聞きつけて訪れる「中京こころのびょういん」。そこで処方されるのは薬ではなくなんと本物の猫。最初は戸惑いつつも、決められた日数猫を「服薬」することで、生活が徐々に変化していく患者たちの様子が描かれています。
猫とのふれあいを通して、周りの人たちにほっこりした変化が生まれるだけでなく、猫を処方するお医者さん側の話も興味深かったです。なぜ猫を処方するのか、そもそも何者なのか等、気になる伏線満載でした。
一章ごとに患者が変わるため、テンポよく最後まで楽しく聴くことができました。猫って本当に癒しですね。続編もAudibleにあるようなので、聴いてみたいと思います。