「日本人のための議論と対話の教科書」を読みました。本書の結論である「議論という名の罵り合いに、意味はない」について、まさにその通りだなぁと心の中で頷きながら読み進めました。「私が正しくて、相手が間違えている」という二項対立で物事を考えていても、前には進みません。「相手には、相手なりの考えがあって、存在理由もある」という考え方こそ、その先に進むための大切なマインドセットなのだと思いました。
相手が見ている景色を自分もなるべく鮮明に観るために対話を重ねつつ、観えてきたところで「あぁ…だからあなたはそう考えていたんだね」と納得できるのだと思います。そして、そのスタンスで自分からアプローチすることで、相手もこちらの景色を観始めるかもしれません。先日「あり方で生きる」についてBook Cafeで語り合った際も話題になりましたが、まずは自分にベクトルを向けて考え始めることこそ、議論を前に進めるための第一歩になるのかもしれませんね。
実は本書も、明後日開催するBook Cafeに向けて読みました。対話の重要性に迫ることができた、素敵な一冊でした。語り合うのが楽しみです。
