Audibleで「六人の嘘つきな大学生」を聴きました。大手企業の最終グループディスカッションにて、候補者6人が議論を通して採用するにふさわしいと思われる人物1人を決める、という内容です。聴きながら展開を予想していたのですが、結末が全くの予想外でかなり引き込まれました。
本書から学んだことは「人間にはあらゆる側面があり、私たちが見ているその人の特徴は、数ある側面のひとつでしかない」ということです。当たり前といえば当たり前なのですが、人の特徴をひとつだけ見て「この人はこういう人だ!」と心の中で決めつけて一般化してしまうことは、私自身も結構あるような気がします。そういう意味で、本書のラストはとても印象に残りました。結構話題になっていた作品なのですが、実際聴いてみて本当に良かったです。