「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を読みました。「マスカレード・ホテル」を読んでから東野圭吾作品にハマり、その流れで読み始めた一冊です。本作はどんな悩みにも答えてくれるという噂のあるナミヤ雑貨店を巡り、色々な人たちの人生が交錯するストーリー展開となっています。そのお悩み相談を経て人生が変わった方もたくさんいるのですが、やはり印象に残ったのは「自分を変えるのは自分自身」ということ。悩み相談の回答は、あくまで変わるためのきっかけにすぎないのかもしれませんね。
一見関係なさそうなストーリーが思いもよらぬ繋がり方をするため、面白くなってサクサク読み進めることができました。最初から最後まで心温まる作品でした。