楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

北の狩人

Audibleで「北の狩人」の上下巻を聴きました。父親を殺した犯人を探すために、ひとり新宿に向かう秋田の青年梶雪人を主人公とするサスペンスです。長編ですが飽きがこず、最後までのめり込める展開でした。物語が進むごとに、登場する人物たちの内面が明らかになっていき、不思議と好感がもてるようになるのも魅力のひとつだと感じました。ちなみに朗読を担当している方の梶くんの秋田弁もとても自然で、物語ととてもマッチしていましたね(笑)。本格的なサスペンス小説を聴いたのはたぶん初めてですが、とても楽しめました。「狩人」シリーズはまだ続編もあるようなので、そちらも聴いてみたいと思います。