「親子で哲学対話」を読みました。著者である苫野一徳先生と、その娘さんとの哲学対話の様子を紹介している一冊です。「「人間」ってなんだろう?」「神様の神様はいるの?」「「存在」ってどういうものなのだろう?」等の問いに対し、みんなが共通の認識を持てるような本質的な回答を対話の中で探っていきます。これを「本質観取」というそうです。
小学生の娘さんとの対話で導かれる回答が「あ〜確かに納得できる!」と思えるものばかりで素直に驚いてしまいました。子ども大人関係なく、物事の本質に迫る対話はとても刺激的で豊かな時間なのだということを知ることができました。ちょうど、朝学習の時間に対話を導入し始めたところだったので「もしクラスで実践してみたら…」という考えをもって読み進めていました。高校生がどんな回答を出すのかワクワクします。早速来週からやってみます。