楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

【終了報告】Book Cafe「特別支援学級(自閉・情緒)における自立活動の実践」

昨夜は「特別支援学級(自閉・情緒)における自立活動の実践」を参考図書とするBook Cafeをを開催。今回は出版記念イベントということで、著者である宮川雄基さんご本人から、勤務校での実践、そして本書執筆に至った経緯等についてお話を聞くことができた貴重な会となりました。宮川さんの特別支援に関する膨大な知識量と、それらを目の前の子どもたちの特性に合わせて活かしていく姿がとても印象的でした。加えて宮川さんの穏やかなお人柄も相まって、本書の執筆が実現したのだと思いました。以下、参加された皆さんからのリフレクションです。お忙しい中講演のためにご準備いただいた宮川雄基さん、そして平日の夜中にもかかわらず貴重な時間を割いて参加してくださった皆さん、ご参加いただきありがとうございました!

・せかさず あせらず 1人1人によりそうスタイル 人間だもの^^ あれっみつおだ(^^)
・子ども目線での自立活動の実践に触れ、学級担任としても日々の授業や特別活動でのエッセンスを得られたステキな時間でした。ありがとうございました。
・宮川先生の思いと実践がわかりやすく熱いお話をありがとうございました。
・支援主体がベースになる立ち位置と「子どもを見抜く目(眼力)」をもって、支援を続けていきたいです。
・宮川さんの人生観、生活感、色々詰まった本かなって思いました。人への接し方もやんわりとzoomの感覚もあってないのですがよくわかる感じがします。
特別支援学級も交流学級も関係なしに、どの子も社会に出て、その人らしく生きていくためのお手伝いを学校がしていくというスタンスがよいと思います。その際、教員1人の教育観だけではなく、常に子どもたちと対話しながら歩みを進めていくことができたら、お互いに幸せに近づくと感じました。あらためて特別活動は大事だなと感じました。
特別支援学級での実践とのお話でしたが、実は今の学校に不足している大事な要素ではないかな、と聴きながら感じておりました。新型コロナウィルス感染症拡大の中、知識というか得点偏重型の授業があまりにも行われすぎており、今の学校の状況、不登校の話や人間関係が上手く構築できない児童生徒の増加に繋がっているのではないか、学ぶ主体に委ねる学びとスモールステップを意識して、シンプルな実践を積み重ねることが大事なんだなあと、学級指導だけではなく大人の組織づくりにおいても再確認したいなと感じました。ありがとうございました。
・子どもを見る力のある先生のお話には気持ちにも頭にも余裕があり、そこに子どもの成長の可能性があるのではないかと感じました。自立活動については今回の学習指導要領で小中学校の特別支援教育でも重視されていますが、私の周辺ではこれはという実践事例がなかったので、学びが大きかったです。ありがとうございました。
・宮川先生の特別支援学級での子どもたちの活動の具体例を聞きながら、通常級であっても大人の力よりも子供たちのちからを活用した方がいいということが改めて感じました。また、特別支援教育に関する本は、ソーシャルスキルレーニングなど個別に関わることが多いのですが、一対一ではなく、集団で誰かと関わるような経験を・・・特別活動を関連付けて行うことの価値も感じました。ありがとうございました。
・実践の書かれた本を読む機会はあまりなかったのですが、子どもを理解するところからその子に寄り添った支援をするところまで、丁寧に書かれていてよく伝わりました。特別支援学級の先生だけでなく、子どもに関わるすべての人にとって大切なことが詰まっていると感じました。ありがとうございました。

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