本日は「学校弁護士 スクールロイヤーが見た教育現場」を参考図書とするBook Cafeを開催。今回は青森県の久保順さんから話題提供いただき、体罰、部活動、いじめ等の様々な事例について、参加者の皆さんと共に考察していきました。弁護士という立場を軸としている著者ならではの解釈を学び、自分はまだまだ法について知らないことだらけだということを実感。と同時に、今日のイベントから自分が法と向き合うきっかけをいただきました。現場の人間だからこそ、自分たち、そして子どもたちを守るために法を学んでいく必要がありますね。以下、参加された皆さんからのリフレクションです。この日のために話題提供のご準備をいただいた久保さん、そして平日の夜中にもかかわらず貴重な時間を割いて参加してくださった皆さん、ありがとうございました!
・法律の解釈を知ることができました。もう少し、法律について知っておかないといけないなと思いました。
・学校弁護士について深くわかることがありました。ありがとうございました。
・参加者の多様性と書籍の専門性が興味深かったです。ありがとうございました。
・詳しくまとめてくださった久保さんありがとうございました。教員として自分の身は自分で守るしかないような時代になってきましたね。久保さんが最後におっしゃった「個人的に弁護士さんや法律に明るい方とつながっておく必要があるのかもしれない」という言葉はまさにその通りだと感じました。ありがとうございました。
・①法については、あまりにも無知であった。②法律家は適法か違法でないかで判断する。でも教育はそうではない。教育的視点もふまえた判断が必要である。③学校に係る問題の「予防」と「解決」に法律の専門家であるスクールロイヤーをどう生かすか。どうつながるか。まずは自分事として捉えてみたい。それはつまり、個人的に法律家とはつながっておいたほうがいいのかもしれませんね。
・法律で毅然とした態度で問題を処理することを善しと考えていましたが、「学校」という異空間では全部が全部、そうできるとは限らないんだなぁと思い知らされました。
・自分が自然に考えることと弁護士の方が考えることの違いに驚かされます。管理職として法的思考をもっともたなければと感じました。皆さんと話し合う中で法的社会に対し、戸惑う人は多いのではないかとも思いました。ありがとうございます。
・社会の常識 身近な世間の常識 そして法律を天秤にかけて頭の体操して自身の判断力を磨けたらと思いました。
・知らないことばかり、勘違いばかり…そんな内容でした。知らないでやる怖さを知りました。学校の私の机上に置こうかと思いました。ありがとうございました。
・スクールロイヤーという立場の方と出会ったことはなく、どんなことをしているのか興味がありました。読んでみて、スクールロイヤーは「子どもの最善の利益を実現するための存在」であり、学校生活の中のいろんな場面で、最終的に法律が関わってくると感じました。自分や周りの人を守るためにも、法律知っておくことは大事なことだと思いました。