本日は「罰ゲーム化する管理職 バグだらけの職場の修正法」を参考図書とするBook Cafeを開催。今回は東京都の金井寛文さんから話題提供いただき、本書の内容を要約しつつ、管理職が罰ゲーム化している理由と脱罰ゲームに向けた対策についてお話いただきました。管理職に限らず、仲間を作り、余白を作り出すことが必要であることを学ぶことができました。以下、参加された皆さんからのリフレクションです。この日のために話題提供のご準備をいただいた金井さん、そして平日の夜にもかかわらず貴重な時間を割いて参加してくださった皆さん、ありがとうございました!
・学校現場の管理職と学校現場以外の管理職と少し趣が違うので、個別に思案したいと考えました。
・管理職って大変だ。。。
・管理職が受けた研修を、伝えるということは一つだなと思いました。
・時代時代の子どもの教育スタンスが、次の時代の社会的病理を生むということをまざまざと考えさせられた一夜になりました。
・管理職が大変じゃない日本社会を作れたら暮らしやすくなるかもしれませんね。
・学校 企業での管理職と働き方 サービス残業 学校ででお酒飲めた時代 ワークライフバランス ハラスメント いろいろ変わってきたなとあらためて実感
・過去の実績有無に執着し、新しい・その人らしい解決法を試みることを阻害する日本人体質に問題を感じる
・何か問題があったときは管理職という風に私たちの責任を日々取りながら働いてくださっていることのありがたさを感じました。管理職のような権限はなくても職場に対してできることは自分にもあると思うので、自分にできることから職場のために還元していきたいと思います。
・学校と民間では異なるところはあるとは思いますが、管理職の苦悩がよくわかりました。年齢的に管理職に近い役職になってきましたが、家族と健康を第一に、〇相談できる仲間を増やす 〇仕事を手放す ことをやっていこうと思いました。働き方も多様になってきているので、マネジメントはむずかしくなってきていると思っています。ありがとうございました。
・意地悪で嫌な管理職がいまだにいる。意地悪な人の方がメンタル強靭で罰ゲームも乗り越えられるのかも・・・ P-43の海外と日本の「管理職になりたい人」の差がどこから生まれるのか気になる。(ヒントになるのでは)
・要約チャンネル(フェルミ研究所)で見ただけでしたが、実感がわく話題で、とても興味深い内容でした。管理職の先生方が集まるコミュニティに入らせてもらって勉強をしたことがあります。みなさん、とても悩んでおられ、真摯に前向きに学校をよくしていこうという方ばかりでした。しかし、現場とのギャップも同時に感じることもありました。この現象はなんなのだろうとモヤモヤしていました。今回、議論をする中で、なるほど、全国、似たような悩みや葛藤があるのだなと、確認できました。
・本書で提案された解決策を活かすには、教育現場からの変革が鍵を握るだろうなと思います。個性を押しつぶさず、むしろ伸ばし、肯定感を育む学校環境。子どもたちがさまざまな人間性に触れ、面白い授業や人間味のある大人と出会うことで、「こんな大人になりたい」と思えるロールモデルを見つける機会を増やせたら…。こういった社会と学校のつながりが将来的に優れたマネージャーを育成し、社会を変革する土台となるのかもしれないなあと思いました。