アニメの「チ。」を観ていてそんな一言が出てきました。文字は過去の人と対話できるだけでなく、未来の人が読むことで何かに気づかせることもできる、時間を越える力がある、ということでした。
考えてみると、私たちは読書により過去の人から多くのことを学ぶことができます。と同時に、自分たちが経験したことを文字に起こすことにより、未来に繋げる可能性も生まれます。たしかにその視点で見ると、文字は人類の歴史の中でとんでもない発明なんだろうなぁと思いました。そしてもっと驚きなのは、ほとんどの人がその文字を普通に使えるようになっていることです。これは教育の力なのだと思います。おかげで自分もこうして記録を文字に起こすことができています。自分の頭を整理するためでもあるのですが、未来の何かに繋げられたら嬉しいですね。
「チ。」は読めば読むほどこういう気づきが得られるので大好きな作品です。また少しずつ読み直していこうと思います。