楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

【終了報告】Book Cafe「チ。」

 
本日Book Cafeを開催し、「チ。—地球の運動について—」を参考図書として取り上げました。本書のあらすじや感想を、早坂から話題提供させていただき、その後参加者同士で感想を語り合いました。この作品を選んだ一番の理由は、「考える余白」が多いからです。1巻で感じた衝撃、最終巻で抱いたモヤモヤ──作品が問いかけるテーマは多く、それぞれの参加者が印象に残った場面も異なりました。対話を通じて、作品をさまざまな視点から捉え直すことができたのは、とても貴重な経験となりました。特に印象的だったのは、「学びの自由」は尊いということです。私たちが今自由に学べるのは当たり前ではなく、感謝すべきことなのだとあらためて気づきました。以下、参加された皆さんからのリフレクションです。平日の夜にもかかわらず貴重な時間を割いて参加してくださった皆さん、ありがとうございました!
・「チ。」の「。」は何かだけで、第2弾ができそうですね。
・色々と考えさせられた本のような気がしました。現在の私は、「あたりまえ」におもっていることであっても、昔はそうではなかったということ。「神」を否定した場合、死につながるということもあった・・・。そういう時代に生きてた人々の自由を求めることがあって今があるんだなぁと思いました。ありがとうございました。
となりのトトロ宮本賢治注文の多い料理店の話になり、猫バスの意味が変わりました!
・チ。おもしろい。紹介してもらわないと自分では読まない本でした。「美しい」かどうかの判断で行動している感に気づかずに読んでいたので共有でき発見できました。主人公は人ではなく、地動説ではないかと話がありうなづけました。娘も参加させてもらいましたが、本を読むきっかけともなり、オンラインも楽しんでいました。やはりこのイベントは共有もでき、学び深いです。ありがとうございました。
・「チ。」8巻読み終わった感想は、もやもやが残ると言われていたのと同じように、私ももやもやしていて、共感しました。読み返すと、新たな気づきがたくさんありそうなので、もう一度読んでみようと思います。自由に本を読み、考えて、対話ができるこの時代に生まれて良かった。けれど、歴史的にはそうでない時代が長く、いろんな経緯があって今がある。命と引き換えに、成し遂げようとする場面は、感慨深かったです。
・平和な世がいいですね。二項対立で異端を排除するではなく・・・・・