楽級通信ぷらす

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教師の考えは日々の言動に表れる

辻村深月先生の作品『パッとしない子』を読みました。短編作品ではあるのですが、教員としての立ち位置やマインドについて、何度も考えさせられた一冊でした。

生徒が見ているものと、教師が見ているものはそれぞれ違います。教師が無意識に発した言葉が、生徒たちにとっては印象深く残っていることもあります。本書を通して考えさせられたのは「教師の考えは日々の言動に表れる」ということ。そして「生徒たちはその言動を見て学んでいる」ということです。

タイトルにある「パッとしない子」ひとつとっても、その言葉を発した人の根っこにある考え方が少しずつ見えてきます。あらためて、自分自身のマインドセットを意識的に磨いていく必要があると感じました。以前「23分間の奇跡」を読んだ後もだいぶ考えさせられたのですが、本書も同じような感覚になりました。本書のストーリーを思い出しながら、自分自身を振り返る機会にしたいと思います。

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