『THANKFULNESS 感謝脳』を読みました。書店で目に入り、直感的に「これは今の自分にドンピシャな本かもしれない!」と思ったので購入。結果、購入して本当に良かったです。今まで漠然と考えていた感謝の効果について、多くの研究結果をもとに示されています。
自然と感謝できるようになると、セロトニンやオキシトシン等のホルモンが分泌されて、心にも体にも良い影響をもたらすのだそうです。特に印象的だったのは「感謝の3つのステージ」で、「親切への感謝」「日常への感謝」「逆境への感謝」の3段階に分かれています。親切はなんとなく分かるのですが、日常、そして逆境への感謝は、無意識にはなかなか到達できないと思います。毎日の感謝を書き出すという感謝日記というものが紹介されていましたが、毎日小さなことでも感謝できるような習慣を積み重ねることで、その領域にたどり着くのかもしれない、と思いました。
本書をスタバで読んでいてチラッと顔を上げるとドライブスルー先の「THANK YOU」の文字が目に入ってほっこりしたり、ディーラーで車の整備待ちのときに読んでいて整備終了後に「整備していただきありがとうございます!」と笑顔で言ってみたり。よくよく観察すると日常に感謝は溢れているのですね。感謝は自分でコントロールできる領域です。当たり前な日常に感謝できるように、まずは毎日の感謝日記を書くところから始めてみます。