現役教員FPの毎日マネー日記

妻と息子とともに、「今」を楽しみながら資産5,000万円を目指し、生徒が経済的自由を達成する力を育てることにチャレンジする現役教員FPの実践ブログです。

能力主義がもたらす苦しさと学びのデザイン

昨夜のBook Cafeでは、『「これくらいできないと困るのはきみだよ」?』をテーマに、東京都の川崎さんとともに話題提供をさせていただきました。

本書は、著者・勅使川原真衣さんと有識者4名との対談によって構成されています。その対談の一つひとつに深く共感し、気づけば本は付箋だらけに(笑)。

どの対談でも一貫して語られていたのは、「能力主義が、大人も子どもも苦しめている」という点でした。教科、挨拶、宿題、返事、聞く態度——学校の中にある“狭い物差し”で子どもたちは評価され、「これくらいできないと…」という見方が、子どもを追い詰めてしまいます。

同時に、これは大人にも当てはまるのではと感じました。たとえば、自分が担任している子どもたちの様子によって、「これくらいも指導できないの?」と周囲から見られてしまうような場面も、現実にはあるかもしれません。

「その子」や「その人」だけを見ると、どうしても苦しくなってしまう——。だからこそ、周囲の環境ごとデザインする視点が、多くの学びを得るうえで鍵になるのだと実感しました。

その意味で、Book Questで読んだ『状況に埋め込まれた学習』の中の「正当的周辺参加」という概念とも深くリンクしました。

能力主義について、自分の考えを整理し、言語化できた貴重な時間となりました。

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