昨夜は「「これくらいできないと困るのはきみだよ」?」を参考図書とするBook Cafeを開催。今回は東京都の川崎盛嗣さんと、宮城県の早坂から話題提供させていただきました。川崎さんからは、本書の著者である勅使川原真衣さんと4名の有識者との対談から印象に残った点をお話いただき、私からは「能力主義は大人も子どもも苦しめる」という点を共有させていただきました。ブレイクアウトルームに分かれての対話でも、大学入試や評価など、能力主義が切り口となる話題が多かったです。能力主義と、その生きづらさを解きほぐすためにできること等、幅広い気づきを得られた回でした。以下、参加された皆さんからのリフレクションです。お忙しいところ話題提供の準備をしてくださった川崎さん、そして平日の夜にもかかわらず貴重な時間を割いて参加してくださった皆さん、ありがとうございました!
・能力主義 能力ってだれが決めるんだろう 評価するひとによってかわりますね。
・4人それぞれの色々な話がありましたが、「能力主義」はまだまだ学校にはあるかなぁ、と感じました。それがよくないという事はわかってはいますが、まだまだ我々教員が能力主義な部分があるので、そのマインドをかえていかないといけないなぁと感じました。人間じゃないとできないことって何?を考えていこうと思いました。
・能力主義についての自分の価値観を再考することができました。子供たちを苦しめないように自分ができることに一歩ずつ取り組んでいきたいです。
・今夜もプレゼンのやり方と本の知識をいろいろ勉強になりました!もしみんなと出会わなかったら、今頃はまだうろうろしているかもしれないです。みんなからもらった知識を参考にして、自分のプレゼンを支度しているうちに湧いてきたことはしょっちゅうあります(笑)特に茂松先生からポケモンの話を聞いて、自分の言語習得理論と若干似てるってことに気づき、より自信を持たせることができましたW来週はカツミ先生の晴れ舞台を楽しみにしています。自分が少しずつ変わっていくこと、そして、みんなとの出会いに感謝しています!!
・今回は、勅使河原真衣さんと4人の組織開発者との対談本でした。個人的に武田緑さんとの対談の章は、主に小学校の話で、響くところが多かったです。本書の最後に、「子どもたちをそろえ、まとめ、整えることに長けた、有能かつ心に余裕がありながらも高い指導力を誇る教師でいなければ ではない。子どもたちを無力にさせないことであり、自分自身も無力に思わない 自分も社会を変えていけるんだ そう思って生きるのが包摂の状態です。自分も周りも決して無力ではない」の部分に、作者からの強いメッセージを受け止めました。ありがとうございました。
・どうしたら能力主義から脱却できるのかな?大学入試改革かな?一人一人の価値観の変遷かな?
・通信簿、通知表がよくなかったんじゃないかなあと思います。通知表は、昔、5段階評価で、5がすごく価値あるものだと学校で植え付けられたように思います。「俺5、お前は?へえ、4かあ。」みたいに比較してしまう気持ちまで醸成されたのではないかと、自分の小学校時代をふりかえっています。クラスメイトだけでなく兄弟間でも、数値や能力の違いはありますが、それを補いつつ、生きていくことの大切さを学校で伝えていきたいと思います。
先生の権威に縋るのでなく、協働社会の中で先生役(コーチ)がこなせる人に成長しないと…。還暦ですが…。

