今日は、1年生の「総合的な探究の時間」を担当し、「課題設定」に向けた“問いのアイデア”を出す時間としました。昨年度、長期研修の中で特に課題として感じていたのが、この「課題設定のデザイン」です。今年度は、その部分にできる限り丁寧に時間をかけていきたいと考えており、今日はその第一歩として時間を割きました。
勤務校の「総合的な探究の時間」では、地域をテーマに探究を進めていきます。ただし、最初から「はい、地域の中で探究したいことを選んでください」と言われても、生徒にとって“ワクワクする探究”にはなりにくいと感じています。そこで今回は、あえて地域に限定せず、生徒が「純粋に気になる『?』」を自由に書き出す時間にしました。
実は前回の授業でも少しだけ書き出してもらったのですが、「なぜ空気は見えないのか?」「きのこの山とたけのこの里、どちらが美味しいのか?」「なぜきのこたけのこ論争のような派閥争いが起きるのか」など、ユニークな『?』がたくさん出てきました。
今回は、ランダムにグループを組み、その中で対話しながら問いをどんどん発散させていく形式にしてみました。「他のグループの話も聞きに行っていいよ〜」と伝えると、生徒たちは楽しそうに講義室内を行き来し、気になった問いを自分のグループに持ち帰っていました。授業の終盤は、心地よい“わちゃわちゃ感”の中で終了。グループごとの記録用紙を見てみると、本当に多様で面白いアイデアが並んでいて、思わず見入ってしまいました。
次回は、今日出てきた『?』を参考にしながら、それらを地域課題と結びつけ、自分たちが深めていきたい探究テーマを絞っていく予定です。どんな問いが形になっていくのか…今からとても楽しみです。