Book Cafeに向けて『いとはんのポン菓子』を読みました。胸に残ったのは主人公・トシ子の「子どもたちを飢えから救いたい」という強い想い。時代の波に翻弄されながらも信念を持ち続け、迷いながらも行動し続けるその姿に、心打たれました。
読み終わった後に生成AIと対話しながら調べてみると、この物語は実話をベースにしているそうです。
戦後の混乱期、食べるものにも困る時代の中で「誰かのために動くこと」の尊さが、静かに、しかし力強く描かれていました。読んでいてリアリティを感じたのは、そのせいかもしれませんね。
また、ポン菓子という素朴な食べ物が、子どもたちの笑顔を取り戻す象徴として登場するのも印象的でした。読みながら、食べ物の持つ力、人の優しさの連鎖について、改めて考えさせられました。
時代は違っても、誰かを想って行動することの価値は変わらない。そんなメッセージが静かに心に沁みわたる一冊でした。
