授業に限らず、日々の学校生活で生徒たちに問いかけることは多々あります。最近ふと気づいたのは、問いかけ方により、生徒たちの思考の揺さぶられ方は随分変わってくる、ということです。先日のBook Cafeの参考図書「問いのデザイン:創造的対話のファシリテーション」を読んだことで、私自身の問いの捉え方が変わってきたのが大きいかもしれません。
例えば「数学は好きですか?」という問いの場合。「好き」や「嫌い」で終わってしまい、イマイチ広がりがありません。「数学についてどう思いますか?」も、漠然としていて戸惑う生徒も多いと思います。ですが、こんな感じでひねってみたらどうでしょう。
「もし「数学禁止令」が出たら、あなたは困る?困らない?」
「もし、数学が「音」だったら、どんな音がすると思う?」
「「0」がこの世から消えたら、どんな大騒動になると思う?」
少し違った角度から問いかけるだけで、一気に思考を刺激するようなワクワクする問いに早変わり。これらの問いについて、生徒たちにみんなで考えを共有するだけでも、かなり深まる気がしてきます。
そして、これら問いのデザインをする上で、生成AIもかなり威力を発揮してくれています。「天邪鬼的な思考で」「水平思考で」など、工夫してプロットすることで、目から鱗な問いの案を瞬時に出してくれます。アイディア出しにおける生成AIの実力はさすがという他ありませんね。
「問い」ひとつとっても、かなり奥深さを感じます。「生徒たちの思考を刺激できる問いかな?」と考えながら、問いを投げかけるようにしていきたいと思います。