現役教員FPの毎日マネー日記

妻と息子とともに、「今」を楽しみながら資産5,000万円を目指し、生徒が経済的自由を達成する力を育てることにチャレンジする現役教員FPの実践ブログです。

【終了報告】Book Cafe「自己肯定感は高くないとダメなのか」070716

昨夜は、『自己肯定感は高くないとダメなのか』を参考図書とするBook Cafeを開催。高知県の茂松清志さんから話題提供いただきました。ご自身の読書を通じて、日本人と欧米人の自己肯定感の捉え方の違いや、日本の教育の中でどのように自己肯定感を育てるべきかについて、深い視点から考察を共有してくださいました。特に、「日本では自己肯定感そのものよりも、自己コントロールや内省が重視される傾向にある」という指摘に、多くの参加者が頷いていたのが印象的でした。ブレイクアウトルームでは、参加者同士がそれぞれの立場から感じたことを語り合い、単なる“自己肯定感の是非”を超えて、人が育っていくプロセスや文化背景への理解を深める時間となりました。以下、参加された皆さんからのリフレクションです。貴重な話題提供の準備をしてくださった茂松さん、そして平日の夜にもかかわらず貴重な時間を割いて参加してくださった皆さん、ありがとうございました!

・日本は日本のよさがあり。西洋思想をそのままいれようとしてもうまくはいかない。
・「自己肯定感」という言葉はよく耳にしていましたが、実は自分の中でしっかり理解できていなかったことに気づきました。また、日本の若者は「自己肯定感が低い」と言われがちですが、その評価には測定方法や文化の違いが大きく関わっていることも学びました。「ほめて育てる」=「自己肯定感を高める」ではない、ということも印象に残っています。大切なのは、「メタ認知能力」「自己受容」「自己調整」「自己効力感」などを、時間をかけてじっくり育んでいくことだと感じました。「叱る」こと自体が悪いわけではないんですよね。今日の学びを、今後の関わりに生かしていきたいと思います。ありがとうございました。
・何事も捉え方 一歩下がってひと呼吸 メタ認知^_^
_自己肯定感についての本で、文化の違いがある中で、質問項目だけで自己肯定感が高い、低いと決めることの矛盾について納得しました。ブレイクアウトルームでは、それを踏まえた上で、本当の自己肯定感や褒めるだけでなく、人間関係を築いた上での叱ることの大切さについて考えました。ありがとうとざいました。
・自己肯定感というキーワードをいかに日本の教育や国民性という文脈に落とし込んでいくのかという視点をもつ重要性に気付かせてもらいました。
・授業における自己肯定感と自己効力感の話題で、グループワークでタイムキーパーを引き受ける学生の心理は、これで発表をやらなくてもいい、消えていられるという消極性の現れでもあると教えていただきハッとしました。自己肯定感が上がったか、役割ができたかで点を付けるのではなく一人一人の状態を知ることが大切だと分かりました。
・ほめられて真の自己肯定感は高まらない。むしろ、ほめられてばかりだと自分を勘違いしてしまうおそれもあるように思います。裸の王様です。私は、個人のメタ認知を高めていくためには、他者からの自分への評価もよい材料になるように思います。決して人格否定ではなくて、良さも足りなさも直視して伝えてくれる存在がそばにいることで、内省が促され、向上させる気持ちも育つきっかけになるように思います。1つの集団に捉われず、多様な集団に属することで、そういった関係性も築ける可能性も拡がっていくように思います。
・今回の読書会を通じて、自己肯定感について深く考える貴重な機会をいただきました。特に、私自身も学校で一番年下の立場として「褒められ慣れ」を感じていたため、結果や表面的な評価だけでなく、そこに至るまでの準備や過程を認めてもらえることが、いかに自信につながるかを改めて実感しました。この感覚は、子どもたちにとってはなおさら大切であると強く感じました。本書巻末にまとめられた「自己肯定感を高める11の方法」の中で、特に「没頭力」というキーワードに惹かれました。趣味に没頭するような感覚で、様々なことに対して集中力を発揮し、困難を乗り越えていけるのではないかというイメージが湧き、今後の実践に繋げていきたいと思いました。ブレイクアウトセッションでは、「自分の居場所」や「良い意味での開き直り」、「困難を乗り越える力は世界共通であること」、そして「良いところも悪いところも話せる友人」の存在、「関係性あっての助言や叱り」、「対人不安」といった多岐にわたるキーワードが挙がり、大変示唆に富んだ対話ができました。中でも、「褒められ続けるとメタ認知機能が低下する」という話題には、はっとさせられる思いでした。この指摘は、自分自身の教育者としての関わり方を見つめ直すきっかけにもなりました。今回の読書会は、自分自身を改めて見つめ直すための良い機会となりました。この素晴らしい本に出合うきっかけをくださった茂松先生、そして深い対話を通じて多くの学びを得られたグループの皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

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