昨夜は、『行動経済学が最強の学問である』を参考図書とするBook Cafeを開催。東京都の金井寛文さんから話題提供いただきました。「深夜のネットショッピング」や「夜のコンビニでの衝動買い」など、誰もが思い当たる日常の行動を例に挙げながら、行動経済学の実践的な側面を紹介してくださいました。その中で、「認知の癖」「状況の影響」「感情」という3つの観点から人の判断のズレを体系的に整理し、システム1とシステム2の概念や、バットとボールの問題などの具体例を用いて、分かりやすく説明してくれました。ブレイクアウトルームでは、参加者同士で「日常に潜む非合理な決定」について語り合いました。夜のスーパーで予定にないものを買ってしまったり、ネットのセールでついついオススメされたものをポチッとしてしまったり……考えれば考えるほど、行動経済学は奥が深い学問であることを痛感させられました。以下、参加された皆さんからのリフレクションです。貴重な話題提供の準備をしてくださった金井さん、そして平日の夜にもかかわらず貴重な時間を割いて参加してくださった皆さん、ありがとうございました!
・システム1とシステム2があることを踏まえてシステム1に踊らされず、かつ時にはシステム1に従い、
思い切った行動をとれればいいのではと思いました。以上です。それと皆さんのコメントや、観点で思うことが膨らみますね。ありがたいです。
・直感的な考え方と、じっくり冷静な考え方と、その自覚が必要なんだなと思いました。常日頃からじっくり考えることは難しいが、しっかりと考える力を身に付けておくことは大切である。また、日常的に使う直感的な考え方で、本当にそれでよいのかと立ち止まって考えたり、立ち止まらずとも正解を出せるような判断力を鍛えていく必要もある。その直感的なところでひっかかるような声のかけ方、ディスプレイの仕方がなされている背景も知っていれば上手く立ち回れるのかなぁ・・・上手く立ち回れるようになりたい。
・認知バイアス・行動バイアスから読み解くと、いろいろな学問分野が結びつきますね。
・面白い本を紹介していただいてありがとうございます。認知のバイアスが、こんなにもあるのかと驚きました。事例を読むと、思い当たる節がたくさんあり、これを知ることで、判断のミスに気づいたり、よい意思決定ができるようになりそうです。今、半分まで読んだのであと半分、気になるところにチェックしながら読みたいと思います。
・マクドナルドでサラダが食べられたらいいとアンケート結果が出たのに、発売したら売れずに終わった。やっぱり多くの人がポテトを選んだ―。消費者の中にある、合理的な判断を妨げるバイアスの正体を読み解くことができました。経済学のメカニズムや消費者調査に反するような、一見例外の中に隠れている法則が分かって興味深かったです。夕方疲れているときにスーパーに行ったら?Amazonで買い物をするときはどうだろう?皆で体験をシェアし、バイアスに惑わされずに本当に欲しいものを振り返るきっかけになりました。
・人は合理的ではないという行動経済学の話は、なんとなく知っていましたが、改めて自分の生活を振り返ると「なるほどな」と思わされます。これもまた、日常をちょっと面白くしてくれる気づきでした。私事ですが、今日、先月の支出を確認しました。プライムデーは本当に得なのか、少し立ち止まってみようかなあと思いました笑
・自分の本当の意志はどこにあるのか?と不安になりました。子供たちにも”よき消費者”となるために、この知識を伝えてあげることも大切かもしれないと感じました。
・面白い本でした。もともと興味があったんですが未読だったので、読むための良い機会になりました。ご企画をありがとうございました。
・自分たちが選択したことは、本当に自分の意志で選んだことなのか?
・1日に35000回、選んでいることのうちどれだけ自分意志で動いていたのか?では自分の意志とは…。このどうどうめぐりにつまされる、少し怖い、気づきのある書籍でした。教育に応用するとメリットもデメリットもあり、自分では簡単に答えが出せそうにもありません。人間の選択行動が学問的にある程度説明できてしまうのも仕方ないことなのでしょうかね。書籍中のケーススタディを、もう一度熟読してみたいと思います。金井先生、ありがとうございました。
・本日はありがとうございました。人間の行動は、単純じゃないということがよくわかった本です。でも、「認知のクセ」「状況」「感情」を意識することで、行動経済学を知らないよりも知ったほうがよりよい決定ができるような気がしました。すくなくとも、心に余裕があるなかでいろいろな決断をしたほうがいいということですね。なかなか広い分野のなんだなぁあということもわかりました。

