先日のBook Cafeにて、『脱・叱る指導 スポーツ現場から怒声をなくす』について話題提供させていただきました。著者である村中直人先生の、『〈叱る〉依存が止まらない』『「叱れば人は育つ」は幻想』に続く最新作。今作も、「叱る」という行為に対する私自身のモヤモヤを晴らしてくれた作品となりました。
今回は、初めて話題提供にGammaを使用してみました。ChatGPTで話したい内容をまとめた後、それを元にスライドを作成してもらいました。なかなか良い感じの内容で、作成後はちょっとした手直し程度で終了。生成AIの進化を感じました。
本書を読んでいて、やはり「叱る側」と「叱られる側」それぞれの内面で起きていることが印象に残りました。これは村中先生の3作品全てに共通しているポイントです。叱る側は「処罰欲求」と「叱った後のドーパミンによる快感」の合わせ技で叱る依存に陥り、叱られる側は「早く過ぎ去ってくれ……」と台風の中で家で籠っているかのように防御モードに徹する。特に、叱られる側の「冒険モードの妨害」は、我々教員が必ず知っておかなければならない知識だと感じました。
「子どもたちが安心してチャレンジできる環境を作ること」
話題提供、そしてその後の対話を通して、やはりここが一番大切だと思いました。環境を整え、邪魔をせず見守り、信じて待つ。教師のマインドセットがこの「植物モデル」に変わっていくことで、子どもたちの将来の姿も大きく変わってくるように感じました。「叱る」を見つめ直し、前向きな気持ちで教育を見据えることができるようになる一冊でした。
