「面白いものは舗装道路にはない」
『脳は耳で感動する』を読んでいて、心に残った言葉です。振り返ってみると、これまでの経験からも確かにそうだなと感じます。本書ではコンサートの例が紹介されていました。誰かにチケットを買ってもらって行くコンサートと、自分で調べ、苦労して手に入れたチケットで行くコンサート——同じ会場でも、感じ方はまるで違います。
「学び」もきっと同じです。誰かから教えてもらった知識と、自分の手でつかみにいった知識とでは、「腹落ち度合い」がまったく違う。思い返せば、中学・高校時代に受けた英検は「なんとなく」取ってみた資格だったせいか、自分の中ではあまり印象に残っていません。けれど社会人になってからFPや簿記を学ぼうと思い立ち、YouTubeや書籍を頼りに勉強を始めたとき——それは初めて「自分から取りに行った」学びでした。
お金の知識は今でも日常の中で活きています。税金や専門用語が出てきても動じなくなったのは、一つの証拠なのかもしれません。
未知の分野を学ぶことは、舗装された道を歩くよりも、砂利道や道なき道を手探りで進むような感覚があります。ゴールが見えず、不安もあるけれど、それでも楽しい。童心に帰ったようなワクワク感がありました。思えば子どもの頃は、こうして「学ぶこと」そのものを楽しんでいたな、とも思います。
きっと「面白いもの」とは、舗装道路の外にある小さな冒険の中に潜んでいるのだと思います。だからこそ、寄り道や蛇行を恐れずに、楽しみながら歩いていきたい。大人になっても、そんな“砂利道の学び”を意識的に取り入れることが、人生を豊かにする秘訣なのかもしれません。
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