現役教員FPの毎日マネー日記

妻と息子とともに、「今」を楽しみながら資産5,000万円を目指し、生徒が経済的自由を達成する力を育てることにチャレンジする現役教員FPの実践ブログです。

より少なく、しかしより良い生き方 〜『エッセンシャル思考』から学んだこと〜

『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』を読みました。読みながら、何度も何度も頷きまくった一冊でした。気になった点は山程あるのですが、私が本書から学んだことは、著者が示していた以下の言葉に集約されます。

「より少なく、しかしより良く」

シンプルながら、自分の生活に活かせる気付き満載だった一冊。本書を振り返りながら、自分の考えをまとめてみます。

「エッセンシャル思考」は「クローゼットの整理」

これは、今年の自分の引っ越しに向けた動きで、妻ともども心から腹落ちしまくった点です。自宅のクローゼットを開けると、たくさんの服がズラリ。それだけでため息が出ちゃいます(笑)。問題は、捨てる・捨てないの判断基準です。明らかに着ないものはズバッと捨てられるのですが、曲者なのは「コレはしばらく着てないけど、捨てるのはちょっともったいないなぁ……」というグレーゾーンのモノたち。この点において、本書の判断基準はとても明確でした。それが「今コレを持っていなかったとして、お金を出して買うか?」というもの。実はグレーゾーンの服は一旦取っておいたのですが、この基準を学び、一気に処分することにしました。結果、クローゼットだけでなく、心までスッキリ。「自分はこれらの服があれば十分なんだな」という明確な価値観まで見えてきました。

家族の行動から考える「非エッセンシャル思考」

しかし、自分たちを迷わせる、この「もったいない」マインド。結構根深いなあと感じる瞬間があります。その一例が、家族の行動です。

「あれ? いつの間にこんなところにトレーが……」
「何で割り箸洗ってこんなに取ってあるんだろう……」

一つひとつは、小さな行動かもしれません。が、これらが積み重なった結果、家の台所には、何が置いてあるのかよくわからない、ごちゃごちゃしたエリアが形成されてしまいました。塵も積もればなんとやら。まさに「非エッセンシャル思考」を感じた瞬間でした。一度整理したとしても、このマインドが変わらない限り、同じような状況になるのは間違いないですね。妻と共に「新居では、私たちは『今』必要ないものはズバッと捨てよう」と決意しました。「引っ越しに向けた整理」×「エッセンシャル思考」は、自分たちにとって大きすぎる学びをくれました。

上手に「ノー」という

何でもできる人はいない。自分ができないことにはズバッと「ノー」と言おう。これ、言うは易し、行うは難し、だなと感じました。というのも、何かを断るのって、実際かなり勇気が要る行為です。その一番の理由は「他者に良く思われないかも」という不安だと思います。仕事にせよ、食事会や飲み会のお誘いにせよ、正直、心の中ではうっすら「断ったら裏で何か言われるかも……」という考えがよぎります。そんなときに大切なのが、本書に示されていたトレードオフの考えです。何かを選択するということは、その他の全てを選ばないということ。断ったことで得られるモノは、断らずに得られるモノよりも遥かに自分にとって価値あるモノのはず。これからは、自信を持って「ノー」と言える練習をしていきます。

惰性で続けていることはやめるべき

なんとなく続けているけどあまり活用していないサブスク、あまり気乗りしないけど定期的に参加している交流会、無意識に始まるSNSチェックやYouTubeのショート動画を見る時間などなど……。一日の流れを洗い出すと、案外こういった「なんとなく」続けていることは多いのかもしれません。思い切って意識的にカットしたり、今まで続けていた習慣を見直してブラッシュアップしたりする時間も必要かもしれませんね。時間は何よりの資産。自分にとって惰性で続けている時間を見直し、浮いた分の時間を有意義に使えるようにしたいですね。

おわりに

結論はシンプルですが、実生活に活かせる学びの多い作品でした。よく「シンプル・イズ・ベスト」という言葉を聞きますが、本書はこの言葉の解像度をグッと上げてくれますね。「読んで良かった」で終わらず、これから実践を通して自分たちの「エッセンシャル思考」をどんどんブラッシュアップしていく必要がありますね。とりあえず、新居に余計なモノを置かないように、妻と共に空間デザインするところから始めてみます。