「今ある幸せを認識して、その幸せのサポートのためにお金を使う」
そんな、これからの「お金との向き合い方」を大きく見直すきっかけを与えてくれた一冊でした。
『アート・オブ・スペンディングマネー 1度きりの人生で「お金」をどう使うべきか?』を読みました。リベラルアーツ大学の両学長もおすすめしていた一冊で、『サイコロジー・オブ・マネー』の著者による最新作です。「いかにして資産を増やすか?」という書籍が多い中で、珍しく「お金の使い方」に焦点を当てています。
本書の軸となるキーワードの一つが「自立」。他者に影響されるお金の使い方をしていては、人生はどんどん苦しくなってしまいます。
「今よりもお金があれば幸せになれる」
「あの人が持っている車より良いものを買えば、注目してもらえる」
「コンサートで最高の席を取れたと思ったのに、実際に行ってみたらもっと良い席があった」
考えてみると、私たちは無意識のうちに他者と比較して、自ら苦しくなっている側面が少なからずあるように感じます。 本書では、お金の使い道を「必要なもの」と「欲しいもの」に分けていますが、特にこの「欲しいもの」がくせ者で、「欲しいと思わされているもの」が混じりがちです。自分が心から望むものでなければ、高いお金を払っても満足度はさほど高くありません。ある程度「必要なもの」が満たされているなら、「欲しいもの」は少し手に入れるくらいがちょうど良い―。本書で示されたこの方針は、個人的にも非常に腹落ちするものでした。
大切なことは、「足るを知る」こと。 自分にある今の幸せを認識し、「十分に満たされている」という感覚を持つことが、自立への第一歩です。他者に振り回されないマインドを持ち、家族との豊かな時間のためにお金を惜しみなく使える。そんな自分でありたいですね。
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