本校2学年の「総合的な探究の時間」では、例年最終ゴールを「高校生まちづくり議会」に定めています。実際の議会を舞台に、町の議員さんに向けて、高校生の目線から町をよりよくするための提案を行うというものです。そのため、探究のテーマは町を題材にしたものとなります。昨年度は町の課題についてポスター発表を行ってきたのですが、今年度はその続きで、今は例年通りいくとさらに深堀りしていく時期にあたります。この深堀りを6時間くらいかけてやる感じです。
しかし、計画を見ていて気になったのは「町の課題を見すぎている」という点。ずっと町の中だけを見ていては、意見の広がりは限られたものになってしまいます。議会での提案にもっていく前に、もっと広い視野で課題を見つめられるようになってほしい。そう考えて、この6時間で別のアクションをしてみることにしました。
やってみたのは、新たなグループに分かれての自由探究。1学年の時のグループを組み直すことで多様な仲間の意見から学ぶ機会を作り、フリーな課題にすることで探究活動の「枠」を広げられるようにすることを目的としました。ただ完全なフリーというわけではなく、最後の発表の時間で「誰かの役に立つ提案をする」をテーマとしました。
今日はその最初の時間で、「課題の設定」を行う日。実際やってみると、今まで無かった新鮮な対話がなされていました。何より、出てきたテーマが面白そうなものばかり。
「指は何で5本あるのか」
「授業中にお腹が鳴るのを止める方法はないか」
なんだか既に探究の結果が気になるテーマがどんどん湧いてきていました。今までと違う角度から本気で自分たちが探究したいテーマを見つけ、提案まで持っていく経験をする中で、何か新しい気付きを得てくれたら嬉しいですね。楽しみながら、生徒たちの成長を見守っていきます。
