先日投稿した学資保険について、コメントでそのネーミングがよくできていることを教えていただきました。「学(学び)」と「資(資金)」。確かにシンプルで分かりやすいです。
考えてみると、中身はよくわからないけどネーミングのイメージで加入を決めてしまっている商品って、以外と少ないのかもしれません。他にそういう商品はないか考えてみた時に、いの一番に思い浮かんできたのが「貯蓄型保険」でした。
初任だった頃、職員室に来ていた独立型FP(今思うと職員室にいること自体どうかな、という感じですが…)からのススメで購入したことのあるこの商品。当時は「亡くなった時の保障もありつつ、将来に向けて貯蓄もできます! 変動はもちろんありますが、利回りも12〜13%ですよ!」というセールストークを聞き「両方いいとこ取りなの⁉︎ すごいじゃん!!」と思って即契約しました。
今思うと、完全にFPの方の思う壺でした。保障内容は薄いし、コストが超高いから実質利回りはめちゃくちゃ低い。おまけに途中解約するとほぼ確実に元本割れ。両方のいいとこ取りどころか、実際は残念な商品の抱き合わせでした。ちなみに解約を決意したときにコストを聞いてみたところ「保険も投資も混じってるので、正確にお伝えする事は難しいですね」とぼやかされました。まあ……教えたら入りたい人はいなくなるだろうなぁと思います。解約金はもちろん元本割れでしたが、その資金を投資信託に回して、今ではせっせと利益を出してくれています。あの時解約に踏み切って本当に良かったです。
貯蓄型保険の中身について知らなかったら、息子が生まれてからも「資金を貯めるために」とか言いながら追加で入っていたかもしれません。でも、今はその中身が「『売る側が』貯蓄できる保険」なのだと知りました。資産形成に向いているかと言われたら……正直オススメはしませんね。
自分が契約する商品は、よくわからないまま入らず、しっかり中身を調べてから検討する。その大切さを学んだという意味で、この貯蓄型保険の一件は貴重な経験となりました。ちなみに貯蓄型保険ひとつ取っても「終身」「養老」等ネーミングは様々。そういうあらゆる種類の保険を勧める人に、そもそも会わないという工夫も必要です。皆さんも、向こうから来るうまい話にはお気をつけくださいね。
