楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

折り合いの付け方

昨日のLHRで文化祭でのパフォーマンス、仮装行列等の話し合いをしました。「何かを決めるときにはクラスでとことん話し合って解決する」というルールを掲げており、話し合う前にそのことを確認してから任せました。

 

案の定、なかなかうまくはいきません(笑)文化祭実行委員中心に意見を出しつつ進めていくのですが、誰がやるかのところで色々議論は展開されるものの、「私がやります」というところまで踏み出しきれない空気が続きます。中にはイライラが募る人もいました。今回の決め事はその日のうちになんとしても決めなければならないものでした。つまり、いくらうまく行かなくても最終的な結論はその時間内に出さなければならないのです。この状況が、「折り合いの付け方」を学ぶための絶好の機会になっていると思います。

 

話し合い後、みんなで結論を出すことの難しさと、折り合いをつけるための貴重な機会になっていることを全員に語りました。生徒を教師の前で失敗させて、それを乗り越えることが成長につながることを実感した1時間でした。