「偶キャリ」に関係しそうな書籍だと思い、Audibleで「CHANCE チャンス」を聴きました。偶然は人からもたらされる、ということを聴きながら実感できる内容でした。全体を通して感じたことは以下の2点です。
●よき師との出会いは人生を豊かにする可能性を秘めている。
主人公は、弓池さんという人生のメンターともいえる人と偶然出会います。弓池さんは、その後の主人公の成功への紆余曲折を優しく見守ってくれました。師と呼べる人との出会いは、人生を色濃く、そして豊かなものにする可能性を秘めていると感じました。
●教え子の成長のために、失敗を取り上げないこと。
主人公は、弓池さんから任された事業で色々な失敗をします。しかし、弓池さんは「何がいけなかったんだろう?」「次はどうしていこうか?」と、伴奏者的なポジションで主人公をいつも励ましてくれます。主人公から失敗の機会を取り上げなかった弓池さんのスタンスから「信じて待つ」ことの大切さを学べたような気がします。