楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

犬がいた季節

Audibleで「犬がいた季節」を聴きました。最近はミステリー系を聴くことが多かったのですが、久しぶりに肩の力を抜いて聴ける、ホッコリとしたストーリー展開の本でした。

高校に迷い込んだ一匹の犬「コーシロー」を中心として、様々な年代の人々の青春が描かれます。特にコーシローが高校に迷い込んだのは昭和から平成に変わる年度で、随所に「うわ!懐かしい!」と思える時事ネタもたくさん挟まれていました。

ありそうでなかった構成の本で、楽しく聴き続けることができました。最後まで綺麗で、清々しい気持ちになれる一冊だと思います。