楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

生徒の将来のビジョン

アーカイブでオンラインゼミ10月2回目の振り返りをしました。仲間のゼミ生も投稿に書いていましたが、やはり自分の声は違和感ありまくりで飛ばしたくなります(笑)。それでも振り返りで得られるものはかなり多いと感じているので意地でも続けています。しかし自分の内容だけでも頭ぱんぱんになってきます。それだけ毎回充実しているということなのだと思います。

 

●中長期の個人的な情報収集に基づくサービスこそ、ニッチで高付加価値がある。

例えばネットで買うより高額で地元の電気屋から電化製品を購入したとしても、故障したときにすぐ駆けつけてくれたり、新しい商品が出たら自分の好みに合ったものを紹介してくれたりする、アフターケアが充実しているサービスのことです。こういうサービスに価値を感じている人と繋がることがポイントになってきます。高校のうちに多くの人と関わりを持つことで、こういう人と繋がる可能性も自然と高くなってくると思われます。

 

●例えば西川先生から『学び合い』の手ほどきを受ける際、生の方が良いとは思うけどオンライン上で画面共有した場合どれくらいの成果が得られる?

それなりに効果はありますが、生は思った以上に多くの情報が詰まっているので吸収量が違います。また、当事者であれば吸収量が跳ね上がります。山本五十六の「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」という言葉にもある通り、させてみて、成功することで膨大な吸収量が得られます。そして『学び合い』なら他の先生と語り合いながらその空間を共有できるため、まさに言葉通りのことが実行可能です。

 

●合同『学び合い』をしても、クラスの価値観があるため自然とまたもとの空気に戻ってしまうのでは?

クラスをリードする2割の子ども以外は戻ります。この2割が「将来的にみて色々な人と繋がることが大切」と腹落ちしていれば、その子達に影響されてまた盛り返せます。

 

クラスの方針、生徒の将来のイメージが少しずつ具体的になってきた気がします。次のゼミに向けて、さらに生徒の10年後、20年後の社会のビジョンを明確にしていきたいと思います。