楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

理由の言語化

授業で練習問題の全員達成を求めていますが、その後のハードルテストの結果になかなか結びつかない生徒も多いです。ハードルテストの内容は練習問題からそのまま抜粋しているため、授業内容とはリンクしています。

ではどうすれば解けたはずの課題をテストの点数に結びつけることができるのか?『学び合いの仕組みと不思議』(https://www.amazon.co.jp/dp/product/449101762X/ref=as_li_tf_tl?camp=247&creative=1211&creativeASIN=449101762X&ie=UTF8&linkCode=as2&tag=bookmeter_book_middle_detail_ios-22)を読んでいて、問題を解くだけでなく理由を言語化することの大切さを知りました。というのも、答えを出すだけなら他の生徒とも共通しているのですが、その答えになった理由の説明となると、10人いたら10人違います。つまりそこを他者と語り合うことで、課題の理解をもっと深められるはずです。

解けた理由を言語化できるようになることで、テストの点数にも繋がっていくのでは?と考えました。ということで、次の授業では「自分の言葉で説明する」ことを生徒に課すわけではなく、その意義を最初に語ることにしました。少なくとも、2割の生徒に伝わるように、自分の中で納得したものを語ろうと思います。